編集者が他出版社やWEBへ転職?その理由とメリットは | 転職成功させ隊
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2015年3月3日

編集者が他出版社やWEBへ転職?その理由とメリットは

編集者が、ほかの出版社やWEB関連の職業に転職するには理由があります。また、転職するメリットについても考えてみました。
編集部

編集者の転職先として考えられるのは、出版社やテレビ、新聞などのマスコミ関連の職業ですが、現代は紙の媒体がWEBや電子書籍などに移行していることから、インターネット関連の仕事が増えてきています。編集者の仕事が雑誌や書籍を作るというものから、WEBサイトを作る仕事へと徐々に移行してきているのは、時代の流れということも言えそうです。

編集者の転職理由

編集者の転職理由で多いのは、「自分のやりたい企画を立てることのできる会社で働きたい」というものです。編集と言っても、文芸関連書籍とビジネス関連書籍を扱っている出版社とでは企画の内容が大きく異なりますから、自分のやりたい企画が立てられない場合は、あなたの作りたい雑誌や書籍を売り出しているほかの出版社への転職を考えることになるでしょう。

編集者の求人

マスコミは人気職業なので、大手の出版社に転職するのは簡単なことではありません。また、「出版不況」といわれる昨今、週刊誌や書籍の売上げが落ちてきており、廃刊となる雑誌も増えてきています。かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだった漫画雑誌なども例外ではないようです。携帯電話やスマートフォンなどで読めるようになっており、コミックスなどの出版部数も減っています。採用条件として「大卒以上」の学歴が必要で、試験の倍率が100倍を超えるところもあります。出版社への転職が難しい場合は、その下請けの編集プロダクションを目指すという方法もあります。

Web編集者の増加

紙媒体が衰退していく一方で、電子書籍などに取り組む出版社が増えています。今後は、編集者もWeb上での仕事が多くなっていくでしょう。転職先としては、Web上の媒体を多く抱える出版社や編集プロダクションに転職した方が将来性があるでしょう。

転職を考えた編集者が得られるメリットとは、「自分のやりたい企画を立てることができる」というものです。人によって「給料が上がった」ことをメリットとする人もいますが、やりがいのある仕事ができれば、給料はそれほど問題ではないと考える編集者もいるようです。

本作りに携わる幸せ

編集者には、本好きな人が少なくありません。出版社に勤めていれば、自分の尊敬する作家に会えるかもしれませんし、書籍作りで自分の意見を反映させることができます。多くの人に読んでもらえるというのは、編集者として何よりの喜びではないでしょうか。

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